Lesson

読んだり、飲んだり

レッセフェール

ユリイカの書体アンケートに友人たちが回答していたので、ちらりと立ち読み。

1.好きな書体
2.書体に何を求めるか
3.どんな書体が作りたいか・欲しいか

こんな感じのアンケートだったと思う。
好きなのはやっぱり「リュウミン」だなあ。よく使うし。
おれが自分の責任において版面を組むときは、基本的に誰のどの作品でも本文は「リュウミン」にしてる。
こだわりみたいなものはあるっちゃあるし、ないっちゃない。
端的に言えば「見慣れている」こと。

もっと極端に簡単にパクれることと言ってもいいかもしれない。
紙の、文字の物質性を見逃すくらいに「見慣れている」こと。
作品というかたちと紙や文字のかたちが共振する瞬間なんて受け手のほうで勝手に見つけたつもりになってほしいし、その方が良いと思ってる。
こちらから可能性を埋め込まない。埋め込みまくってひらくっていう手もあんのかな。しんどいし、できる気しないからやらないつもりだけど。

デザインしないというデザイン。カッコつけすぎ?単なる手抜き?気に入らなかったらそっちで直していいよ。せっかく紙でやってんだからさ。
だいたい用意したようになんか読まないじゃんというのが基本線。テキトーに赤線とかマーカーとか引いて読むじゃん。場合によったら落書きしたり。
で、それがめっちゃ面白い絵になったりすんじゃん。それでいいじゃん。
乱丁とか落丁とかあると少し嬉しくなったりするじゃんってこれは書体とあんまり関係ないか。
だから欲しい書体ってなると両極端になりそう。
めちゃめちゃクセのない伝達機能の側面に特化した透明を装えるものと、クセの強いグラフィカルなもの、手書きみたいなやつとか。絵みたいな文字って作るの面倒なんだよね。使えるところが限られるわりには。
あと誰か気持ちのいいゴシックの使い方教えてください。数字くらいにしか使えていません。助けてください。

 

 

 

 

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Logicの『YSIV』

 めっちゃ良いじゃん。

Wu-Tang Clanが関わってるアルバムってことしか知らなかった。