Lesson

読んだり、飲んだり

軽薄さは金になる

何の一文だったか忘れた。

どういう文体で、というか言葉遣いで、書いていくかというときに、決まって書き言葉っぽいものにすがりがちだったんだけど、一回やめてみるかって。結局抜けきるわけはないんだけど。

口語っぽく、饒舌体っていうの?まぁ、とにかくしゃべるように書くっていうのはそりゃたくさんの先人がいて、そういうものの大体をしゃらくせえなあと思っていたので、ぶっちゃけ恥ずかしい。

でも、わりと長いことこの軽薄な喋り方だし、馴染んでんのかなって。メモとかも急いでるときはこんな感じだし。

自分でも、誰かに読んでもらっても、いっつも浮き上がった言葉が見つかっちゃうので、もういっそこっちで。

これぐらいのラフさで一回評論やってみる?そういや、毎回小説ばっかだし。

今月号の「群像」みて、おれもちょっとがっかりしたよ。批評シーンがマジで死んでんのね。新人賞の応募に100ちょっとって。しかもそのなかの多くが論文っぽいって。

だれが面白く書き直すか選手権なんだから、もっとふざけないと。

おれがユーモアに対して過度に肯定的すぎんのかな。めっちゃ嫌ってる人いたよね。だれだっけ?ヘイデン・ホワイト?違うか?

あれ?美学者とか批評家の誰かだっけ?だめだ、思い出せない。まぁいいや。

修辞学ひっくり返すつもりはもうあんまないけど、ここらへんもう少し詰めるかね。ユーモアとアイロニー。シニックは関係ある?

まぁ、そんな感じ。