Lesson

読んだり、飲んだり

3度目

ようやく3度目のワクチンを打った。

今回の打ち手はいかにもベテランなおばちゃん看護師さんだった。一部の業界に古くから伝わる子供をあやすような口調で注意事項を聞かせてくれたうえ、何かを書き込むたびに「えーっと」とか「いま11時だから、11時っと」みたいなことを呟いていて非常に落ち着いた。実際のところ、注射自体はたぶん人生でも1、2を争うほどうまかった。

一方で、問診の担当だった若いお兄ちゃん先生はちょっとびっくりするくらい態度が悪かった。ブースに入っても挨拶はないし、差し出した書類をなかなか受け取らず、問診中も一切顔を上げないという、こちらも今までで出会ったことのないタイプだった。医者ってどうあれ人当たりは良くしようとする人が多いイメージだったんだけど。持ち回りでやっているらしいから、面倒すぎてしんどかったのかもしれない。

案内のお役人方は見るからに若い人が多かった。順路10mごとぐらいに配置されていた。そんなに要るか、そういや4月か、新人かと思ったが、年度1発目、配属や異動のはなからこういったところに送られることがあるのか。ちょっと考えづらいので、たぶん勘違い。

帰りに近くの桜を見るともなしに見てきた。今度はあまり思うこともなかった。もうちょいもつかといったところ。

現在、腕は痛い。熱はない。

作業内容がいよいよデザイナーめいてきた。いや、オペレーターか。ラフ引いてないしな。