Lesson

読んだり、飲んだり

過ぎたるは

ふと思い立って、indesign電子書籍を作ってみる。

結論から言うと、縦書きリフローのepubを作るのには向かない。

まずもってindesignの基礎的な操作ができないといけないのは当然で、さらに電子書籍の知識もある程度ないとまずい。レイアウトの崩れなんかをコーディングで整えられるくらい詳しければいいのだと思う。

ただ、その二つの食い合わせが悪いと今は感じる。直感的な操作でそれなりのものができる、一括で機械的な処理ができる、というところがindesignの利点だと思うが、epub作成においてはそれ用に行わなければならない操作、確認しなければならない項目が多く、煩雑。まぁ、これは普段、正当な方法でなく強引な、とりあえず見た目が印刷にたえればよいというような作り方をしていたせいもある。目次の自動作成とハイパーリンクの設定、ひいてはスタイル機能の理解だけでもえらく時間がかかった。これらは普段は使わない。今後もマニュアルのようなものを作るとき以外は使わないと思う。

フレックス形式のものを作るならたぶんいつもと同じ感覚で作れただろう。そちらには向いたソフトだと思う。

現状、文章がメインのリフロー形式ならwebで公開されているサービスやアプリのほうが格段に使いやすい。見た目の拡張性は低いように見えるが、その実、ある程度プログラミングに通じていれば、かなりの部分までいじれるはず。

単一の作品で一冊にするなら、どんなソフトでも簡単にできそう。作品集みたいにすると途端に面倒になる。

なんか何年か前にもこんなこと書いたな。Es ist nichts neues.

 

とにかくできたもの

 

 

 だいたい今までのぜんぶ。

 送り火的な。

おひまならどうぞ。

iphonekindleはじめスマホタブレット、PCのビューワーアプリで開けるはず。