秋アニメ
最近少しアニメ観てる。
お気に入りは「ノー・ガンズ・ライフ」。
ハードボイルドって謳われてたけど、だいぶ甘めなヒーローものだった。
重箱の隅をつつけばまぁボロボロ出てきちゃうとは思うし、諸手を挙げて褒めそやすことはできないけど、舞台立てである「戦後の混沌としたスラム」の雰囲気がすごく好き。そしてオープニングがベンジー。もう、それだけでいいでしょ。
あと、「俺を好きなのはお前だけかよ」。
ラノベ原作らしい。タイトル通りの話。
ラブコメにメタを張るというコンセプトが持つ面白さの是非はともかく、30分アニメーションとしての構成の良さはあった。3話までだけど。
それぞれのキャラが狂人じみてて、気持ち悪くなる瞬間が多々あるんだけど、テンポ感や演出がうまくいっている間はドラッギーな魅力がある。
今の段階では3話で終わりゃよかったのにと心底思っている。それぐらい4話がキツい。
あと、主要キャスト4人中3人がアイマスってことで無理やり観てる「ライフル・イズ・ビューティフル」。
これはもうほんとうにひどい。
この時代に無策で日常系4コマをやろうとしているのか?
部活ものとしてもう少し起伏があると思っていたのでかなりショック。
競技については頑張って説明してくれるし、競技自体の魅力も感じる。しかし、エンターテインメント作品として成立しているとは言い難い。
4コマのテンポを律義に守った構成で、ちっちゃな起承転結が並べられていきながら展開していくため全体としては不自然。キャラもテンプレ。
マイナースポーツあるあるを徹底するでもなし、青春ならではの暇を可愛く描くわけでもなし、オリンピックを目指して熱い戦いを繰り広げるでもなし。そのどれもを半端な割合で混ぜ込んだ状態になっている。ここから展開する可能性はあるのか。大丈夫か、バンナム、集英社。