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なんかもう文フリがよくわかんない。

異常に強気な地方展開を始めたころからブツブツ言ってるけど、運営がどこを向いているのかもういよいよわからなくなってきた。

別に今回開催に踏み切ったことについてはどうでもいい。お気をつけてって感じ。倉庫スペースだから換気難しいしね。距離をとる工夫もかなり頭をひねらないとできなそうだなって例年のやり方をみてると思うけどね。

参加者がモノを作って売るタイプのイベントで、開催の可否についての連絡が約一週間前ってどういうことよ。もうモノは出来ちゃってるよ。政府が中止と明言するまでは中止とはアナウンスしませんって、それ判断って言うの?やるって決めてるんだったらもう少し具体的にアナウンスしといてよ。

開催日から逆算して印刷所に発注したり、人員の確保をしたりしているところが多いことくらいわかるでしょう。少ないかもしれないけど遠征を考えている人だっていたよ、きっと。出店者はもう搬入の手続きをとっていいですよって、8日から受け付けて13日必着ってマジ?いや、例年もこれくらいの期間だけど、このゴタつきのあとに例年通りのやり方で大丈夫?ほかにやりようもないんだろうけどさ。

運営にとっても難しい判断だったからギリギリになってしまったのは仕方ないって思いたいけど、政府発表を受けてからの開催の決定、形式の変更についてはめちゃめちゃスムーズだったことから見て、たぶん最初からその開催形式は想定にあったんだと思う。じゃあ、そう言っときなよ。できるだけ具体的に。最悪キャパの半分までに制限って、宣言以前の映画館とかアミューズメント施設とかの動向からも理解が得づらい数字じゃないじゃん。確定的でないことについては事前に言えないみたいなプロ意識があったのか?この手弁当みたいなイベントに?

客入れの方式を変える可能性があるなら、先に言わないと部数の選定なんかにも差し障るでしょう。ダブつきそうだからメロンブックスとらのあなにも委託納品しようみたいなのはできないよ、この分野。次の機会に既刊としてとか、別のイベントでとか、だいたい望み薄なわけだし。大手イベントだってそういうのは一握りの有名サークルだけだろうし、そんなところこっちにあるか?まあ、どこもそんなに刷っちゃないだろうけども。

なんかツイッターで、「コロナ禍のなかで決断を迫られるイベント主催者としてニュースに取り上げられました!」みたいのを延々と垂れ流してたのも心象悪い。行政の無策によって窮地に追い込まれている産業に属する一員として一石を投じたとか思ってないか?参加者で成り立つイベントを政治的パフォーマンスとして利用するならもう少し手続きを踏みなよ。そもそもあれどういうプロモーションになったの?話題になりゃ勝ち的な?運営厳しいの?あのカタログ刷るのやめたら?

パフォーマンスなわけないだろうけど、だったらシンプルに現地開催・予定通り開催にこだわった理由もよくわからない。あの箱って順延が難しいくらい人気なの?キャンセル料の問題?それが発生する最小の段階で判断はできなかったの?座組をばらすとまた集めるまでにすごくコストがかかるの?

こういった時のモデルケースってコミケをはじめとして去年からそれなりに蓄積があると思うんだけど。同じくらいの規模のイベントで通販形式にシフトしたやつもいくつかあったよね。演劇やコンサートみたいな一回性を提供するイベントとは毛色が違うはずで、色んな方法が模索できたと思うんだけど、どうなんだろうね。

とにかく予期されていた事態に対して策があったのかなかったのか本当にわからない。判断・告知のチャンスはそれなりにあったと思う。出店受付が去年末から2月の頭、参加費徴収が2月半ばまで。ブース番号の確定が4月の上旬。東京のまん延なんたらが始まったのが4月の中旬。緊急事態宣言の発出が4月25日。最終判断するとしたらここまでだと思うんだけどな、素人からすると。宣言延長が予想外だったのか?そんなことはないと信じたかったのか?まあ、段階的に予防措置を強めてなんとか人が入れられる方向で模索していたのはわかるんだけど、出る側からすれば一番懸念するのはやっぱりモノの用意だと思うのよ。色んなコストがかかってるんだから。

出店者数は年々増加しつつ、来場者数はその伸びとあまり比例しない現状をみれば、やっぱり大手とは違って参加者だけでできているといっても過言じゃないんだから、まずはそっちのケアでしょうよ。

今回のこともそうだけど、打ち立てているお題目に対して、運営が無策に見えることが一番気になる。これからどうなるつもりなんだろう。

まあ、最後のところはブーメランだわな。

ほかの発表方法も探るか。